長崎県長崎市の中心部にある築町は、鮮魚店・海産物・生鮮食料などを扱った店が多く並び、「市民の台所」といわれ連日訪れる人で賑わいを見せている。
築町は町名のとおり、海岸(当時の中島川下流域)を埋築してできた町で、内町に含まれていた。文禄元年(1592)には内町は二十三町あったという。古賀十二郎氏の長崎開港史には二十四町とし、築町をいれてある。また金井氏(増補長崎略史・市街郷村史)では築町は慶長五年(1600)に置かれたことになっている。寛文の大改革で築町は東築町・西築町の二町に分割され明治四年(1871)に再び合併し一町となり、昭和三十八年(1963)十一月の町界町名変更で、現築町・江戸町・賑町に分割され、本下町の一部が合併し、いまの築町となった。 |